今回は筆者がどうしても棚橋と中邑を諦められないので可能性を探ります。
引退試合はオカダで決まりました。そして先日ラジオで棚橋自ら中邑戦は政治的理由で不可能だったことも言及されました。それでも中邑が1.4のリングに上がるのではないか。同じ気持ちのみなさんに、まだあるかもしれないと思ってもらえるような根拠を集めてきたので紹介します!
筆者の妄想憶測が大半を占めております。大目にみていただけると嬉しいです。
まず言いたいこと
棚橋と中邑の再会、ノア1.1日本武道館大会でもいいから見たいという意見、筆者は反対です。
棚橋と中邑は新日本で出会い新日本で2人の物語を紡いできました。最終回をスピンオフや外伝で迎えるなんて寂しすぎます。ノア選手とファンにも失礼な気がします。所属となった竹下に拒否反応を示した新日ファンがいくらネームバリューがあるとはいえ所属歴がない選手同士の対戦を他団体に望むのは違うと思います。
一緒に新日本プロレス1.4での最終回を願いませんか。
1.4で棚橋と中邑が再会できる5つの理由
「そんなこと言ったって1.4は絶望的でしょ」となりますよね。
棚橋の口から中邑は不可能だったと発言があったのは引退試合の相手として、です。
ならば、非公式でのプレマッチでも武藤引退試合の蝶野でも形を変えてどうにかする道は残っていないのでしょうか。筆者の考える実現可能性を5つ挙げます。
- WWEとコネクションがある新日本側の人材
- WWE最高執行責任者トリプルH
- 対等というには疑念が残る新日本とAEW
- プロレスリングノアの興行2023.1.1日本武道館大会
- 今年開催された『TAKAYAMANIA EMPIRE 4』
WWEとコネクションがある新日本側の人材
過去にこの2人が新日本所属選手をWWEに参戦させたことがあります。邪道外道です。
WWE側渉外担当だったジョニーエースを通しWWEのトライアウトを受けさせました。
結果として所属とはならず現在に至りますが、事実パイプはあるのです。
現在は2人とも直接表向きに新日本プロレスの仕事をしているわけではありません。それでも、タイガー服部さんがWWE側のサイモンさんに交渉、サイモンさんがWWE経営陣に掛け合えば交渉の入口はあります。そこに中邑と棚橋自ら掛け合えば交渉の卓につくことは可能です。
WWE最高執行責任者トリプルH
トリプルHが日本と相性がいいのはご存じでしょうか。
(トリプルH知らないよって方はWWEで棚橋と同じ選手から社長になった人だと思ってください!)
- 現役最後の試合がWWE日本公演
- 武藤の大ファン
- トリプルH体制になってからABEMA無料放送が開始
・現役最後の試合がWWE日本公演
2019年日本公演に参戦したトリプルHはこの試合で中邑とタッグを結成。その後引退を表明したため日本公演のトリプルH/中邑タッグ戦が現役最終戦となったのです。
・武藤の大ファン
トリプルHは入場で水噴きをします。これはグレートムタの大ファンで毒霧を参考にしたと自ら語っていました。さらに、2008年WWE日本公演の時に武藤と食事をしたことも明かされています。
それもあってかグレートムタvs中邑真輔が実現したのかもしれません。
・トリプルH体制になってからABEMA無料放送が開始
これは文字の通りです。当初発表されたときは驚きとWWEになんの得があるのだろうと思いました。現在も放送は継続、WWEの経営は日本市場も視野に入っていることがわかります。
トリプルH体制になってからのWWEはこれまでよりも他団体との提携や選手の派遣に寛容になっています。ノアと提携し中邑を参戦させたり稲村をNXTに登用したりとこれまでではあり得ませんでした。遡るとグッドブラザーズの新日本とWWEダブルブッキング事件、これは新日本の落ち度やグッブラの対応が問題視されました。ですが逆に見るとWWEが現行新日本に参戦している選手を同時進行で契約した故に起きたこと。前体制ならばそもそも起こる可能性すらなかったはずです。
ならば、何かと日本に縁があるトリプルH。同じ武藤に憧れた棚橋のために、自身の引退試合でタッグを組んだ中邑の派遣を許可することもあるのではないでしょうか。
対等というには疑念が残る新日本とAEW
意見が割れるところですね。筆者は対等とは思わないが規模と資本力的に仕方がない派です。
新日本は国内ファンが思っている以上に国外市場に苦戦していてAEWを頼るしかなかったのかなと考えています。
さて、なにかと割を食っている側の印象がある新日本。裏を返せばここぞでこれまでのしわ寄せを返せる可能性があるのではないでしょうか。「いつもいろいろAEWに握らせてるから棚橋の引退試合でWWEの中邑出すよ」です。竹下のG1優勝、IWGP戴冠、1.4大トリ入場とAEWからすれば「よそで竹下格上げしてくれてる助かる」となってるはずです。もちろん竹下が新日本にも所属しているからとも言えます。地方巡業にも参戦しろとまでは言わずとも所属は名ばかりと捉えています。
つまり「そっちの竹下格上げするから中邑いいよね」です。少し遡ればIWGPはシングルもタッグもAEWに流出しています。お返しが1.5でリコシェや復帰のケニー、セザーロはさすがにうーん、と思いましたよね。ですが、中邑が許されるならこれまでのストレスも許せる気がします。
プロレスリングノアの興行2023.1.1日本武道館大会
中邑真輔vsグレート・ムタが実現した大会です。
この大会でノアはしれっとやってのけたことがあります。
・WWE所属の中邑真輔が参戦
・AEW所属のスティングが参戦
そうです、WWE所属選手とAEW所属選手を同じ興行に参戦させているのです。
もちろん大会主役の棚橋と名脇役ポジのスティングでは立場や重要性は違います。
ノアと新日本の規模の違いもあるかもしれません。それでも、事実ノアは成り立たせました。
今年開催された『TAKAYAMANIA EMPIRE 4』
鈴木みのるが中心となって開催されるTAKAYAMANIA。今年のとある1戦に注目します。
<ともとも記念日 presents メインイベント:タッグマッチ>
△鈴木みのる/丸藤正道 vs △柴田勝頼/KENTA
30分00秒、時間切れ引き分け
ボランティアのチャリティーマッチという大前提であるものの、元WWEKENTAと現AEW柴田がタッグを組んでいます。
これは後に鈴木が語っていることですが、最初はノー、両方に断られました。しかし、KENTA、柴田がそれぞれ自分で経緯を説明し交渉して実現に至ったのです。
つまり
棚橋の引退試合で中邑は不可能だった程度には団体間の関係性や契約という障壁はあります。ですが、妥協点、折衷案で歩み寄ることはできるのではないでしょうか。
まとめ
今回は棚橋と中邑を1.4で見たいがための悪あがきのような記事になりました。
ノアは違うのでは?と考えている方は少ないのでしょうか。
棚橋と中邑2人の最終回、最後まで諦めずに舞台は1.4であることを願いたいです。



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