【新日本プロレス】棚橋弘至の引退試合 相手が中邑真輔の理由

ストーリー考察

今回は棚橋弘至と中邑真輔、二人の対戦成績から棚橋引退試合の相手が中邑である理由を紐解いていきます。
皆さん棚橋の引退試合の相手は誰が務めるのか気になっていることでしょう。と同時に、中邑であってほしいと願っている方がほとんどではないでしょうか。かくいう筆者も当然その一人。仮に他の選手が発表されたとしても武藤引退時の蝶野のような展開になってくれと思い続けます。
それでは、本記事が棚橋引退試合の相手はやはり中邑しかいないと確信いただく根拠となるよう、解説していきます。

二人の通算対戦成績

二人の対決は通算17戦です。IWGPヘビーを7戦、G1を5戦とまさにライバルといえます。

内訳棚橋弘至中邑真輔
通算対戦成績17戦9勝7勝
IWGPヘビー級選手権7戦4勝3勝
IWGPインターコンチネンタル選手権3戦2勝1勝
IWGP U-30無差別級選手権1戦0勝1勝
G1CLIMAX5戦(内1分)2勝2勝
スペシャルシングルマッチ1戦1勝0勝

通算対戦成績は棚橋が勝ち越しています。
さらに、G1とスペシャルシングルマッチをノンタイトル戦で一括りにすると、U30戦以外すべて棚橋に軍配が上がります。(2015年G1決勝をタイトル戦としても棚橋の勝利)

初対決

2005.1.4東京ドーム IWGP U-30無差別級選手権試合。
棚橋と中邑の初対決は東京ドームでのタイトル戦でした。
王者棚橋、挑戦者中邑。二人のライバルストーリーはこの試合から始まりました。
勝者は中邑、腕ひしぎ逆十字固めで決着です。

東京ドームでの対戦成績

二人の東京ドームでの対決は通算3戦です。

       試合王者挑戦者勝者
2005IWGP U-30無差別級選手権棚橋中邑中邑
2008IWGPヘビー級選手権棚橋中邑中邑
2014IWGPインターコンチネンタル選手権中邑棚橋棚橋

注目すべきは3戦とも違うIWGPの名を冠したタイトル戦、そしてその時の挑戦者側が勝利している点です。また、2014年のIWGPインターコンチ戦はIWGPヘビー戦(オカダvs内藤)とのファン投票でメインイベントに選ばれました。

棚橋の引退試合相手は中邑となる理由

改めて、注目点は以下の通りです。

  • 通算対戦成績は棚橋の勝ち越し
  • 初対決の舞台1.4東京ドームは中邑の勝利
  • 東京ドーム対決はすべて違うタイトル戦
  • 東京ドーム対決はすべて挑戦者側の勝利

これを今回の棚橋引退試合に当てはめると、通算対戦成績は棚橋東京ドーム対決は中邑という対比。過去3回IWGPの名を冠した違うタイトル戦を行った二人の4回目が引退試合で終止符となり毎回テーマが違います。中邑が常々口にし欲し続ける「刺激」がそこにはあるのです。

棚橋vs中邑 勝敗予想

中邑勝利と予想します。
引退する選手は負ける、とメタ的に見れば簡単ですがもっと相応しい根拠があります。

過去3回の東京ドーム対決は挑戦者側が勝利している。
初対決の2005.1.4東京ドームは中邑が勝利している。

引退試合の棚橋中邑が挑戦すると捉え、通算は棚橋、東京ドームは中邑とします。その上で、先にデビューし引退するのが棚橋最初と最後に勝利するのが中邑。これ以上ない対比でライバルストーリーの最終回を迎えることができるのです。

おまけ

中邑が退団することが決定し行われた2016.1.30後楽園ホール中邑真輔壮行試合。
試合後に現れ中邑を挑発するケニーの前に割って入ったのは棚橋でした。
この時に棚橋が放った「寂しいけどなぁ、中邑は今日はラストマッチなんだ。だからインターコンチ、オレしかいねぇだろ!」
あれから10年が経ちきっと中邑なら「棚橋弘至の引退試合?どうしよっかなぁ~~、答えはこうだ!イヤァオ!!」皆さん脳内再生されましたでしょうか。

まとめ

今回は棚橋引退試合の相手が中邑である理由を対戦成績から紐解きました。
やはり、実現にどれだけ障壁があろうと棚橋の引退試合は中邑が務めるべきです。新日本プロレスの歴史とファンと共に紡がれてきた棚橋と中邑のライバルストーリー、最後まで見届けましょう。
それでは、「HIGH ENARGY」と「Subconscious」が響き渡る東京ドームへちょっくら行ってきます。

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