ウルフ・アロンのデビュー戦相手は誰?
今回はウルフ・アロンの新日本プロレス1.4東京ドームプロレスデビュー戦の対戦相手を予想します。
棚橋弘至の引退試合もあり最前エリアのチケットは100万円です。
地上波放送も決まり、業界内外、国内外から多くの注目を集める一戦となります。そのため興行を成功させるべく対戦相手も慎重に選出することでしょう。
このどうなるか予想考察する時間がプロレスファンにはたまらないひとときですよね。
本記事が少しでも皆さんの予想のお役に立てばと思います。
ウルフ・アロンとは
2021年東京オリンピック柔道男子100kg級金メダリスト。1996年2月25日生まれの29歳。東京都葛飾区出身。身長181㎝100㎏級。2025年6月23日付で新日本プロレスと契約しプロレスラーへ転向。昔からプロレスが好きで特に親日ファン。柔道オリンピック金メダリストのプロレス転向は日本人史上初。バラエティへの出演にYouTubeチャンネル開設など幅広くタレント活動もしておりお茶の間からの人気知名度がある。

呼び方はウルフ?アロン?リングネームは名前のままでしょうかね。
・対戦相手の選考基準
構図として、ウルフ・アロンが主役です。そのため、引き立て役を担える選手が相手になります。
地上波生中継での放送も決まっているためなんとしても成功させなければなりません。
その上で対戦相手に必要となる要素を3つ挙げます。
- 試合内容が安定している
- 経歴実績がある
- 知名度がある
- 試合内容が安定している
オリンピック金メダリストのデビュー戦、プロレスファンでなくとも注目されています。試合内容がしょっぱいとマイナスイメージがついてしまうため、なんとしても失敗するわけにはいきません。そのため、経験が浅い若手と対戦しても一定以上の試合が作れる選手が選ばれます。
- 経歴実績がある
プロレスラーとして一定以上の格がある選手でないと、インパクトに欠け説得力も弱まってしまいます。また、ウルフのようにプロレス以外の格闘技等で実績があると対比や共通性でストーリーに厚みが出ます。
- 知名度がある
2026.1.4東京ドームは地上波生中継です。
オリンピック金メダリストでバラエティーでの活躍も目覚ましいウルフのデビュー戦は、プロレスファン以外の層も見ます。そのため、相手誰?となってしまう可能性が高いです。ゆえに最低限プロレス界では名が通っている選手である必要があります。
・対戦相手候補
可能性が高い順に★3つで評価していきます。
- ザック・セイバーjr. ★★★
- 内藤哲也 ★★★
- グレート-O-カーン ★★
- EVIL ★★
- 後藤洋央紀 ★
- ボルチン・オレッグ ★
- KONOSUKE TAKESHITA ★
- 永田裕志 ★
・ザック・セイバーjr. ★★★
現IWGP世界ヘビー級王者。今の新日本で一番強く安定感がある選手。
ウルフとはいえデビュー戦がIWGP世界ヘビー級選手権はさすがに無いはずです。
そのため、ザックがベルトを落とした場合に限りますが3拍子揃った候補筆頭でしょう。
関節技を主軸に卓越したレスリング技術を持つので大事故にならない安定した試合を組み立てることができる選手です。2021年にはドクターストップにより日本で試合ができない柴田勝頼の対戦相手も担いました。(グラップリングルールでの5分エキシビションマッチ)
ノア、新日本と長く活躍しておりブライアン・ダニエルソンなど海外ビッグネームとの対戦歴もあります。知名度も申し分ないです。

ザック VS TAKESHITAはザックの防衛と予想しています。
・内藤哲也 ★★★
衝撃の新日本プロレス退団から数か月。目立った動きは見せていませんが今でも人気と知名度は業界トップクラスです。
退団経緯など鑑みると新日本とは関わらないと思えますが、オリンピック金メダリストのデビュー戦相手というイレギュラーであれば話は別。本筋のストーリーと絡むことなく単発ですので新日本愛が誰よりも強い内藤であれば引き受ける可能性はあります。
また、最近内藤は弟子をとったりと若手の育成に興味を示している点も見逃せません。
満身創痍でここ数年は試合内容に陰りが見えていました。が、退団以降身体の負担が減りコンディションが戻ってきているとすれば間違いない試合を見せてくれます。
そしてウルフは入団会見時のインタビューで、心を動かされた試合に2016年の内藤VSオカダを挙げています。
・グレート・O・カーン ★★
『KOPW 2024』 覇者。
オーカーンがもしあの人だとするならば、あらゆる格闘柔術の実績経験が豊富です。
また、数年前には駅で少女を助け一躍時の人となり、お茶の間からの知名度があります。
さらに、ゲームやアニメなどオタク文化圏との繋がりがあるため、柔道選手で遊戯王が趣味のウルフとは共通点が多いです。
そして、オーカーンはウルフの入団記者会見時にSNSで「柔道オリンピック金メダリストとして尊敬している」、「受け身が完璧に取れるようになってから坊主と黒パンでせんならプロレスラーとして軽蔑する」とコメントをしています。
オーカンは新世代組です。が、同世代内にライバルといえる存在はいません。他業界への発信などからもライバル候補といっていいでしょう。
ちなみにウルフはデビュー戦からオリジナルのコスチュームだと社長が明言しておりました。
・EVIL ★★
IWGP世界ヘビーの前身、IWGPヘビーとIWGPインターコンチの2冠王者の経歴に今年のG1準優勝。
2025年の1.4では棚橋とのシングルマッチで役割を果たしました。現代ヒールとしてコミカル要素ありつつ確かな技術で定評ありです。
HOTの乱入介入で反則をしてベビーvsヒールのプロレスらしい構図が作れます。
受け身が抜群にうまいため豪快に投げられて勧善懲悪、ウルフのヒーローっぷりを際立たせられる選手です。
また、EVILのフィニッシャー「EVIL」は変形大外刈り、柔道技です。柔道金メダリスト相手にみんなで「イー!」と叫びたいですね。

ウルフ・アロンの得意技は大内刈りです!
・後藤洋央紀 ★
前IWGP世界ヘビー級王者。
デビュー22年目、9度目の挑戦で悲願のIWGP戴冠は記憶に新しいです。
新日本らしい見応えある真っ向勝負がウリの選手です。一方でオリジナル技が多く器用さも兼ね備えておりウルフ相手に牛殺しならぬ狼殺しを見舞うかもしれません。
ファンからの支持も高いため、清々しくも迫力あるデビュー戦相手となるでしょう。
最近はG1を欠場したと思えばハリウッド映画「ストリートファイター」の「エドモンド本田」役で出演するため撮影していたようです。
公開は来年10月のようですが話題性はプロレス業界外にも広がるので商業的にみても可能性あり。

小栗旬さん主演の刑事ドラマ「CRISIS」にも出演してます!
・ボルチン・オレッグ ★
現NEVER無差別級王者。
わかりやすく怪物パワーのぶつかり合いを見せるならボルチンです。
レスリング世界5位の実績は申し分なく、レスリングvs柔道の対比も作れます。
試合内容という点ではまだ相手次第のブレが大きいですが、小手先なしのパワーファイト展開であれば間違いないでしょう。
永田裕志のYouTubeチャンネルでプロレス転向発表前からウルフへの興味を示していました。
・KONOSUKE TAKESHITA ★
前代未聞のDDT/AEW/新日本の3団体所属となり今年のG1を制覇したTAKESHITA。
新世代組の中で実力実績は頭1つ抜けた存在です。
IWGP世界ヘビー次期挑戦者のため、ザック同様ベルト戦の勝敗次第です。
AEWでの活躍により海外知名度はじゅうぶんのため、海外も意識したカードであればTAKESHITAでしょう。
恵まれた体格に類稀な身体能力はウルフ相手にも引けをとらず、プロレスの強さと今後への期待感を見せてくれる選手です。
また、ウルフと同い年なので同世代ライバルストーリーも見れます。
・永田裕志 ★
自身のYouTubeチャンネルでウルフとコラボしプロレス転向のきっかけを作った経緯があります。
ミスターIWGPと呼ばれ57歳となった現在もその実力は健在。
新日本を守ってきた屋台骨、闘魂を継承するならば適任といえます。
ちなみにウルフの趣味は魚を捌くこと、中でも青魚がすきだそうです。青といえば青義軍、ブルージャスティスの出番でしょうか。
ちなみに棚橋弘至との対戦は先日の記者会見で否定されたため、候補に入れませんでした。
興行的にも棚橋の引退試合とウルフのデビュー戦で目玉カード2つできるところを1つにするのはもったいないです。
また、タッグマッチの可能性も捨てきれませんが、注目すべきはウルフのデビューのみにしたいはずです。なので分散要素は入れずにシンプルにシングルマッチだと思います。
別視点からの予想
最後に違った視点から予想してみます。
過去に柔道オリンピックメダリストでプロレスに転向しデビュー戦が1.4東京ドームだった選手がいます。
小川直哉です。この時、デビュー戦の相手は破壊王橋本真也でした。「1.4事変」として思い出深いファンも多いでしょう。その後破壊王をKOした暴走王として別格の存在感を示しました。
このデビュー戦をオマージュした場合、橋本に代わる選手は誰か。
- 橋本大地
橋本の息子で大日本プロレス/BURST所属 - 石井智宏
フィニッシャーが垂直落下式ブレーンバスターである共通点 - 柴田勝頼
闘魂三銃士、新闘魂三銃士の対比、蹴り技を得意とする共通点 - 大岩陵平
橋本の弟子である天山広吉の付き人歴あり
意外な人選だった場合は「プロレスは長く見るもの」と言われる所以が垣間見えるかもしれませんね。

暴狼王の異名がつくなんてことは、、
まとめ
今回はウルフ・アロンの1.4東京ドームプロレスデビュー戦の対戦相手候補を挙げました。
新日本プロレス年間最大のビッグマッチ。棚橋弘至の引退試合もあり地上波放送も決定し、かなりの注目を集める1.4東京ドームです。
プロレス界の未来を左右する大事な局面になるかもしれません。ぜひ皆さんの予想をお聞かせください。


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